通信制高校の選び方

通信制高校ってどう選べばいいの?
これからの進学に自分自身でどう考えて選べばいい?
保護者として考えなければいけない選び方ってある?
今回はそんな疑問に答えましょう。
通信制高校は不登校生徒にとって負担が少なく卒業しやすい学校です。
そんな通信制高校は近年で数が増え、選べる高校も地域で増えてきています。
現在数多く増えてきている通信制高校ですが、多いとどの高校を
どんな基準で選べばいいのか保護者も学生自身もわからないこともあるでしょう。
そんな方の為に通信制高校経験者の私が丁寧に解説していきます。


通信制高校の選び方
- 家からの距離
- 少人数or大人数
- 先生との相性
- 学費など費用面
- 登校頻度
- 行事のあるなし
- 部活のあるなし
- サポート体制の手厚さ
家からの距離
まず不登校の通信制高校選びで大事なのは家からの通いやすさです。
中学時代に不登校だった生徒にとっては学校自体が負担に感じるだけではなく、
通学の負担も長ければ長いほど感じてしまう人も多いです。
通信制高校を選ぶ生徒はみなそれぞれ様々な事情を抱えていると思いますが、
対人関係や人が多い場所を苦手と感じたり、体力的な面精神的な面で
通学が長すぎると通うことでいっぱいいっぱいになってしまうこともあります。
月に数回の登校で良いとしても、電車を降りた後の徒歩での移動距離など
最寄りの駅からの近さや交通の便利さも考えて通う場所を選んでみましょう。

少人数or大人数
通信制高校の選び方として、クラスで行う授業が少人数制か大人数なのかも
しっかりと調べておくことをおすすめします。
授業は通信制高校によって特徴も違い、受ける生徒によっても通信制高校によっても
それぞれ感じる居心地や良さも異なります。
私自身は人間関係や人との関わりを苦手としていたので、
なるべく周りを気にしなくて済む少人数制の通信制高校を選びました。
クラス内の人数が少ないことから授業は受けやすく負担も少なかったです。
もし、通信制高校をいくつかリストアップして悩んでいるひとは実際に
通信制高校に見学へ行くか資料請求をして学校の様子をしっかり調べておきましょう。
先生との相性
通信制高校を選んでいく中で実際に学校見学をするとわかることですが、
どんな先生がいるか調べ、自分はその先生となら大丈夫そうかも考えてみましょう。
不登校生徒にとって心のケアや先生のサポート体制は重要です。
しっかりと生徒に寄り添ってくれる通信制高校を選ぶことが
学校へ通いやすくなり、明るく前に進めるきっかけにもなります。
学校の資料だけではわからない学校の空気はたくさんあります。
先生の雰囲気や丁寧さを感じる為に見学へ行ってやっていけそうか確かめるのも大事です。
学費など費用面
通信制高校の選び方の中で、ご両親が気にする点として学費などの費用面があるでしょう。
通信制高校は全日制高校よりは安いですが、通信制高校によって費用も内容も違います。
その為、自分が受けたいサポートや行事などがある学校を選ぶ中でご両親とは
学費についても全日制よりは安いとはいえ話し合っておくことも大事です。
学校によっては数万から十万単位で違うこともあるので、
自分に合った通信制高校を見つけたら一度しっかりご両親に費用面の相談もしましょう。
登校頻度
通信制高校の選び方として通信制高校に登校する頻度も重要になってきます。
基本月に数回の登校の通信制高校が多いですが、
最近では通信制高校によって週3日など幅広い通い方が増えています。
通信制高校によって通う頻度が違うので自分のペースで通える通信制高校を
選べるようによく考えて請求した資料で比較したり実際に見学へ行って知りましょう。
行事のあるなし
通信制高校の選び方として、行事がある学校とない学校(または任意参加の学校)
どちらを選ぶかも重要になってきます。
中学生の頃、実際に私は学校行事というものが苦手で出たくありませんでした。
それは人間関係が苦手だったのもあるし、人前に立ちたくないのもあったし、
精神面でも体力面でも学校行事というものが辛かったからです。
だから、通信制高校に転入する時には学校行事が苦手なら
行事に参加しなくていい通信制高校を選ぶこともできるし、
行事があっても参加したい人だけ参加する自由な校風の通信制高校を選ぶことも可能です。
部活のあるなし
通信制高校の選び方で、部活動をしたい気持ちがある人は自分がしてみたい
部活があるかどうかや部活のハードさや楽しさも調べてみることをおすすめします。
通信制高校には全日制高校のようにハードな部活は少なく、
気楽に取り組みやすく楽しみやすい部活動が多いのも特徴です。
最近ではeスポーツ部なども通信制高校で増えていて話題になっています。
通信制高校によっても大会出場を目指すレベルの部活から
のんびり楽しむことがメイン部活など違いがあるので、部活に入りたいのなら
自分が参加できそうな部活か調べて入学をすることをおすすめします。


サポート体制の手厚さ
通信制高校の選び方として重要なのはサポート体制です。
どの通信制高校も不登校生徒や様々な事情を抱えた生徒の入学の
受け入れ態勢はしっかりとしていて先生たちも心のケアが上手だったり
生徒への寄り添い方がしっかりしていて学生生活を過ごしやすいです。
しかし、そのサポート体制の手厚さは通信制高校によって違いはあります。
不登校生徒にとって安心できるサポート体制があるかどうかは
資料請求や学校見学を通してしっかり把握しておきましょう。

まとめ
通信制高校の選び方
- 家からの距離
- 少人数or大人数
- 先生との相性
- 学費など費用面
- 登校頻度
- 行事のあるなし
- 部活のあるなし
- サポート体制の手厚さ
通信制高校は全国に様々な種類があり、
全日制高校と同じように特徴もサポート体制も授業内容も違っています。
不登校生徒にとって精神的負担や体力面の負担をできるだけ減らし、
自分らしく自分のペースで卒業を目指せるように無理のない通信制高校を選びましょう。
最近では部活動も多くの種類が通信制高校によってあるので
もし、部活動をしてみたい気持ちがあるのならしっかり調べておきましょう。

