心の不調

- 心の不調ってどんなのがある?
- 心に不調が出ることがあるの?
あります!そして、心の不調がどんなものか知らない人は少なくないと思っています。
実際に私は昔わかっておらず、若いころ心の不調に気が付かず無理をして
精神的にも体力的にも不具合を起こし長い治療が必要になりました。
元気なのだと日々を駆け抜けて進み続けた結果、辛い思いをしたのです。
だからこそ、あなたには心の不調のサインについて早めに知って
何かあった時にすぐに気が付けるようにしてほしいです。
新社会人のあなたも何年も一生懸命働くあなたにも、
これから長くもっと楽しく働いて生きていくために知っておいてほしい。
心の不調を早めに感じて休みながら生きていけば楽しい生活を送れるから。
心の不調のサインとはどんなものがあるのか知って気が付けるようになれば、
速い対処ができて健康な心で過ごせる日々が増えて毎日が豊かになるから。
小さな心の不調のサインでも察知し、適切に休みながら毎日を過ごすことで、
あなたらしく無理せず仕事を楽しむことができるのです。
逆に、心の不調のサインを見逃して無理をしてしまうことで、
気が付けないまま心や体にまで負荷がかかっていき
健康だった体が異常を起こし療養が必要になってしまったり、
長い休養が必要になってしまったりと、苦しい思いをすることもあります。
さて、ここまで話して知りたい!と思ってくれた方のために
どんなサインがあるのかをいくつかお話していきます!

不調のサイン8つ
- 食欲低下
- 味がしない
- 楽しくない
- 涙が出る
- お腹が痛い
- 頭が痛い
- 眠れない
- 身支度ができない
1.食欲低下
食欲の低下は割とわかりやすいサインではありますが、
「夏だから」「食欲が低下するそういう季節だから」と気が付けない場合もあります。
また、辛いことや苦しいことが重なるとストレスでたくさんご飯を食べる人もいますが、
たくさん食べることで気持ちを和らげることが出来るのならまだよいと私は思います。
しかし、苦しいことが重なりごはんを食べる元気がなくなって、
食欲が大幅に減ってしまい、それが長く続いて痩せてしまうと要注意です。
食事が取れないくらいあなたの心は弱っていると気が付きましょう。
ごはんが食べられないところまで弱ってしまうことはとても心配です。
食事は日々生きるためのエネルギーになる大事なことですから、
その生きるための大事な行動ができないくらいに
心がダメージを抱えているのかもしれないと気が付いてほしい。
体の不調は心の不調と繋がっています。
2.味がしない
食欲はあってもごはんの味がしない時は
辛いことが重なっていたり大きなストレスが原因だったりすることも大いにあります。
いつもおいしいはずのご飯の味が感じられなくなったときは
まず、生活や仕事で無理なことをしていないか考えてみましょう。
ストレスが溜まっておいしいと思えなくなることだってありますし、
疲れすぎたせいで食事の味を感じることが出来なくなる時も実際私はありました。
食欲や食事をおいしいと感じられることは
心の健康のバロメーターにも私はなると思っています。
人それぞれバロメーターは違いますが、毎日3食おいしく食べているはずの
食事に違和感を感じた時は、疲れすぎていないか考え休息をとることも考えましょう。
3.楽しくない
いつも楽しいはずのことが楽しくない時は要注意です。
友達とも時間やお出かけで楽しいと思えないほど
心に余裕がなかったり、疲れが蓄積していることも。
いつも感じていたことが、感じられなくなることはそれだけ疲弊していて、
心が限界だと叫んでいるサインでもあります。
自分の豊かな感情が落ち着くまで、しっかりと体も心も休めて
楽しいことを心から楽しいと思えるときに出かけてみましょう。
何も感じられなくなってしまうほどになるまで、
気が付けないまま突っ走ってしまう人も世の中にはいると思います。
しかし、早めに自分の感情の変化を察知してなにかおかしいな?いつもと違うな?
と感じた時はしっかり休んで感情豊かな素敵な自分を取り戻していきましょう。
4.涙が出る
何もしていないのに涙が出てきてしまうときは感情がコントロール
できないくらい心が疲れているというサインでもあります。
全然悲しい場面でも涙が出てくる場面でもないのに涙が止まらなくなってしまったり、
涙を日々流すことが増えて止められなくてマイナス思考に陥っているときなどは、
心も体も休みたいんだというメッセージかもしれません。
急に涙が出てきてしまうなんて、自分でも不安になりますよね。
だからこそ、そんなときはしっかり休んで
自分の気持ちと向き合う時間を作って感情の乱れを整えていきましょう。
5.お腹が痛い
腹痛は緊張のストレスでよく出る不調です。
一時的ならまだいいですが、緊張と言っても大きな緊張だったり
毎日続いてしまうと、それは膨大なストレスになり激しい腹痛になることもあります。
一番良いのは我慢しないことです。
会社で極度の緊張やストレスを感じてしまうのなら、
勇気をもって休むとか休みの日に気持ちをほぐすために温泉旅行に行ってみるとか、
緊張を感じてしまう場面から思い切って逃げて休みましょう。
私は朝起きてお腹が痛いことはよくありましたが、
責任のある仕事をしなければいけない時は緊張しますし、
あんまり腹痛が続くときは思いきって会社をお休みしていました。
そうやって適度に休みながら社会人の生活を送ることで
長く楽しく働く生活を続けることが出来ます。
6.頭が痛い
頭痛が続くときは私は無理をして働いているときなどに多いかもしれません。
いつもはそこまで頭に痛みを感じることはないのに、
ガンガンする、めまいがする、クラクラするなどの症状を感じるときは
ストレスが溜まって疲れているなど、心からの休みたいというサインの可能性も。
また、頭痛だけでなく体に嫌な変化を感じることはよくないことです。
それは体の不調の場合もあれば、その裏側に心の不調が隠れていることもあります。
心配な時ははやめに病院へ行ってみましょう。
そして、無理をしているのなら勇気を出して休むことをしましょう。
無理をしていることに気が付けず、なかなか休む勇気を持てない人も世の中にはいます。
ただ、大事なのは長く楽しく進むことです。適度に休んで前に進めば長続きします。
無理をして、長く休まなければいけなくなったときはとてもつらいです。
速めに常に対処して心も体も大事に過ごしていきましょう。
7.眠れない
寝つきが悪い、なかなか眠れないのは心に苦しさが溜まりすぎている可能性も。
寝ようとしても眠れない、いつもの時間に眠れない、睡眠が浅い、時間が短い、
途中で起きてしまう、寝ても休まらない疲れが取れないなど人により様々です。
考え事が止まらなかったり、不安になる日が多くて眠れなかったり、
ストレスのせいで睡眠がうまく取れなかったりする日が続くと状態は悪化します。
食事と同じように、睡眠は生きるために必要な大事な部分です。
これができないくらい疲れている、心が疲弊している可能性もあります。
良い睡眠をとってしっかり休むために、心が無理をしていることはないか考え
できるだけリラックスして健康的な生活が送れるよう努力してみましょう。
また、考え事がやめられず寝付けないのであれば、考えることで心が
疲れてしまうので気分転換できるものを用意してみましょう。
寝る前にドラマを見る・音楽を聴くなど対策はいろいろあります。
8.身支度ができない
朝のメイクができなくなった、シャツにシワがついたまま出かけてしまうなど、
いつもきちっとしていたことが出来なくなったときは、余裕がないことの現れです。
もちろん忙しくなったこともあるかもしれませんが、
いつもできていたことが出来なくなってしまうというのは、
それだけ心の余裕がなくなり疲れてしまっていることにもつながります。
メイクをすることや、服をきれいに保つことは社会人では身だしなみとして
大事なことですし、髪をぼさぼさのまま出かけるなどはかなり生活や心の乱れを感じます。
前はできていたのに……と気が付いたのなら、
もう少し穏やかに過ごせるように心の休息をとったり生活を見直しましょう。
休みながら毎日を送ることで、心の余裕ができ、
身だしなみをしっかりと整える時間をとる余裕もでてくるはずです。
まとめ
不調のサイン8つ
- 食欲低下
- 味がしない
- 楽しくない
- 涙が出る
- お腹が痛い
- 頭が痛い
- 眠れない
- 身支度ができない
どんな時も辛いストレスがたまれば体や感情・行動に不調が出る!
それは、ちょっと疲れているだけだと流してしまっていることも多く
気が付かないうちに溜まってしまい悪化することだってある。
小さな心のストレスでも、大きくなれば精神疾患に発展することだってあります。
私は実際甘く見ていました。これくらい平気だという考えは危険です。
常に自分と向き合って、自分のペースを大事に生きてほしいです。
頭痛やお腹が痛いなどの症状として現れることもあるけれど、
食事や睡眠などの生活の基礎で現れて気が付きにくいこともあるので
ちょっとの変化も大丈夫かな?と一度まずは疑問に思ってみましょう。
いつもなら、できることが出来なくなってしまったり、
いつもならおいしいご飯が食べれなくなってしまうときは、
心が疲れているのかもしれないと感じながら、落ち着ける環境に変えてみたり
リフレッシュできることをしてみたり心から休める時間を作るなど工夫をしてみましょう。
毎日自分らしく楽しく働いていけるように、適度に休む勇気も忘れずに!

